1. |
南の 空の 果て
波の 花咲く 島に
浮世を 遠く 見て
恋を 語る 二人よ
心も 丸木舟に
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2. |
ザボンの 色の 月が
あのヤシの 葉に のぼるころ
土人の 恋の 唄に
胸は 踊る 二人よ
心も 丸木舟に
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3. |
舟は 波に まかせ
この身は 恋に ささげ
つきせぬ 想い
語るは 夢の 二人よ
心も 丸木舟に
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南国ロマンたっぷりのスローな曲。波の花さく島、ザボンの色の月…なんと詩情あふれる詞なのでしょう。現代ではデリケートに扱われる“土人”などという言葉が使われているのも、この曲が生まれた時代、そして小笠原の移民の歴史を知れば納得です。 |
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